今朝のゆめ

書き留めておきたい。

 

わたしは地上に立って、

自分たちの住まいを見上げていた。

それは、はるか天空に浮かんでいるように見えた。

その家を支える骨組みが透明だった。

大きな家が浮かび、そこに至るまでの中継的な家がひとつ、

そして、透明な空間を、エレベーターの箱が上下している。

陽に照らされて、蜘蛛の糸のように骨組みが光る。

まわりは海で、地面は白く、空は青い。

島なのか、埋め立て地なのか…

あまりに美しい。

 

その家の中が、また素晴らしかった。

ある空間では、洋服を創っている。

そこは広々としていて、しっとりと暗い。

小さなランプがいくつも天井に埋め込まれて、

レンガ色の空間をほんのりと照らしている。

工房のカウンターは明るく、

木のハンガーがずらりとかけられ、

アーティストが服をデザインしていた。

 

別の工房には溶鉱炉があり、火が上がっていた。

何が創られているのかはわからない。

 

酔わせるような空間だった。

その暗さは、胎内にいるように落ち着いた。

 

トイレがまた素晴らしかった。

少しアジア的。

床の感触、手触り、すべてが洗練されている。

そこは男女に分かれてはいないのだけれど、

不思議な迷路のように発見があり、楽しい場所だった。

どこを見ても、経済性という概念はまったくなくて、

ひとびとが楽しんで、センスを発揮している。

 

わたしは、巻きスカートを手に入れる。

ミントグリーンで、裏がボーダーの、とても暖かい巻きスカート。

こんな色は着たことがないと思いながら腰に巻いたときの、

その夢のような肌触りとあたたかさが新鮮だった。

 

船でひとびとが到着する。

その光景も魅力的だった。

この夢に出てくる人間たちは、とても活き活きしていた。

 

ほんとうに自由で、のびのびとした人間の姿。

そこには、笑顔なんてそれほどない。

みんな普通の顔でくつろいでいる。

笑顔というのはなにか偽物なんだね。

みんな遊んでいる。

そして、静かだ。

 

異境的。

いえ、未来的な夢だった。

とてもめずらしい夢だったので、書き留めてみた。

 

f:id:amahoto:20170811082825j:plain